[Newsletter vol.125]
特許庁は、3月31日、「特許庁ステータスレポート2021」を公表しました。
<以下のデータ、図表は同レポートより抜粋>
(1)昨年(2020)の日本での商標出願件数は、前年から9,701件減り、181,072件でした。
うち、直接出願が163,148件、マドプロ経由が17,924件。出願人の国籍・地域別では、日本国籍135,375件に続き、 中国:18,181件、米国:8,616件、韓国:2,996件、ドイツ:2,230件となっています。
(2) 2020年のマドプロ国際登録を用いた日本企業(人)の海外への出願件数は、前年より106件減り、3,033件でした。
(3) 全世界での商標出願件数(2019)は、前年比+5.8%の1,151万件 (WIPO調べ)
(4) 日本での商標出願の審査期間(2019)は、前年より1.5~2月程度長くなっており、通常出願が平均9.9ヶ月(権利化まで平均10.9ヶ月)。早期審査を利用すれば平均1.9ヶ月。また、ファストトラック審査が適用された場合は出願から6ヶ月。
(5) 商標出願に対する早期審査の申出件数は、前年から3,094件(+38.2%)増え、11,204件でした。