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最新号(VOL.109 – 2020/08/01)

特許行政年次報告書2020年版

知的財産制度を取り巻く現状と方向性、国内外の動向と分析について、直近の統計情報、特許庁の取組等を取りまとめた「特許行政年次報告書2020」が公表されました。
商標に関する主な内容は、以下のとおりです。

昨年(2019年)の商標出願件数は前年比3.4%増の190,773 件

 内訳は、国際商標登録出願 件数が前年比9.3%増の19,450 件、直接出願件数が同2.8%増の171,323 件でした。

「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
商標出願に係る特許庁の審査期間が長期化傾向

 近年の出願件数の増加の影響により、2016年の4.9ヵ月(平均FA期間)と比べ、2018年:7.9カ月、2019年:9.9ヵ月と、出願~登録に要する期間が年々延びています

「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
マドプロを用いた海外への商標登録出願件数は、前年比0.8%減3,139件
「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
日本への商標登録出願の内国人:外国人の比率78.1%:21.9%

外国人出願比率は2016年以降、毎年、増加傾向が続いています。

日本人による外国への商標出願件数

2018年に比べ、対米国が11.4%増、対EUが13.9%増、対韓国が0.6%増。
(※対中国は未公表)

「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
外国人による日本への商標出願件数前年比6.7%増41,860件

中国からの出願前年比15.6%増の12,508件、韓国からは前年比23.2%増、欧州からは前年比1.2%減、米国からは微増。

「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
主要国・機関別の商標出願件数(2018年)

中国(約737万件)米国(約46万件)韓国(約20万件)、EU(約15万件)

「特許行政年次報告書2020年版」より抜粋
商標の審判事件の平均審理期間(2019年)

拒絶査定不服審判:9.77ヵ月無効審判:13.1ヵ月異議申立:8.96ヵ月取消審判:6.4ヵ月となっており、いずれも前年より大幅に長期化しています。

商標審判事件の勝率(2019年)

商標の審判の結果、請求(申立て)が認められる勝率は、拒絶査定不服審判:65%異議申立:12.6%取消及び無効審判:90%となっています。

商標に関する審決(決定)取消裁判の判決件数(2019年)

査定系審判が5件(取消成功率:25%)、当事者系審判が28件(取消成功率:36%)、異議申立は0件でした。

「早期審査」の申出件数

日本への商標出願において、「早期審査」の申出件数が、2016年:2,210件、2017年:3,447件、2018年:5,278件、2019年:8,110件と、ここ数年、顕著に増えています。
申出から審査結果が最初に発送されるまでの期間は、1.7ヶ月でほぼ一定して推移。

「特許行政年次報告書2020年版」の詳細・全文は、こちらからご覧ください。


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